「資格の学校TAC」は通信講座のみならず通学講座も展開している大手資格学校で、講座の種類もたくさんあるため、初学者の方から受験経験者の方まで今の自分のレベルの合わせた講座を選択することが可能です。
全国各地に教室があり、資格学校としてのこれまでの運営実績も申し分ありません。
本記事では、実際に管理人が資料請求した情報や受講生の口コミなどもまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう!
TACの簿記講座の概要
講座コース |
|
教材内容 |
■テキスト 講座オリジナルテキスト(2色刷り) ■講義教材 通学授業の収録講義(Web視聴/DVD) |
サポート内容 |
|
eラーニング環境 |
あり(講義視聴) |
割引制度 |
|
キャッシュバック・返金制度 |
1級・2級合格返金制度 |
教育訓練給付制度(指定講座) |
|
単科受講・オプション受講 |
あり※詳しくは後述 |
サンプル教材の提供 |
公式サイト上で体験講義の視聴が可能 |
公式サイト |
TACの簿記講座 公式サイト |
TACの簿記講座の特徴
分かりやすさと使いやすさを追求したTACのオリジナル教材
TACの簿記講座で使用している教材は、受講生が分かりやすく使いやすい教材を追求して作られており、それぞれの教材が連動しているため他の教材には手をつける必要はありません。
テキストはイラストや基本例題も含めた見やすい構成になっており、各論点の最後には【ここがPOINT】というまとめも書かれているので、要領よく学習内容を理解できるようになっています。
テキストでインプットしたら、あとは問題集で徹底的にアウトプットするという王道の学習方法が効率よく行える教材は魅力的です。
日商簿記1級や全経上級も含めた講座コースの種類がめちゃくちゃ豊富
TACの簿記講座はコース種類がめちゃくちゃ豊富に用意されており、どんな人が受講するにしても必ず自分に合う講座が見つかるようなラインナップになっています。
TACのような大手資格学校では講座コースが複数用意されていることが多いですが、その中でもTACの簿記講座はダントツでコース数が多く、対応している資格学校が少ない日商簿記1級や全経上級についても講座を開設しています。
また、試験前には非常にありがたい直前対策パックも実施しているため、このあたりも有効活用していきたいところです。
講座コースの詳細については「各講座コースの詳細」の項でも詳しく解説しておりますので、こちらもぜひ確認してみてください。
サポート体制の充実度は大手資格学校ならでは
TACの簿記講座では複数種類の受講生サポートが用意されておりますが、受講スタイルによって受けられるサポートの内容が少し変わってきます。
一覧にしてまとめましたので、参考にしてみて下さい。
サポート内容 | 通学 | 通信 | ||
教室講座 | 個別DVD | Web通信 | DVD通信 | |
Web講義受講 | ||||
講義音声ダウンロード | ||||
講義欠席時の振替(クラス振替出席フォロー) | ||||
個別DVD振替 | ||||
随時入学(追っかけフォロー) | ||||
校舎間自由視聴制度 | ||||
スクーリング制度(教室講義の受講) | ||||
インターネットフォローシステム「i-support」利用 | ||||
質問電話 | ||||
質問メール | ||||
質問カード | ||||
添削・採点指導 | ||||
自習室利用 |
サポート内容 | 通学 | 通信 | ||
教室講座 | 個別DVD | Web通信 | DVD通信 | |
Web講義受講 | ||||
講義音声ダウンロード | ||||
講義欠席時の振替(クラス振替出席フォロー) | ||||
個別DVD振替 | ||||
随時入学(追っかけフォロー) | ||||
校舎間自由視聴制度 | ||||
スクーリング制度(教室講義の受講) | ||||
インターネットフォローシステム「i-support」利用 | ||||
質問電話 | ||||
質問メール | ||||
質問カード | ||||
添削・採点指導 | ||||
自習室利用 |
こうして見てみると、やはり本科生のコースの方が受講料が割増な分、Web講義受講や音声ダウンロードなどのサポートが付いており手厚いサポートが受けられますね。
また、全国に多数校舎を構えている大手資格学校だけあって、通学講座の方がサポートもより充実しているのがわかります。
なお、通信生の質問サポートは電話・メール・質問カードという手段が用意されており、それぞれ受講する講義によって質問できる回数が変わってくるのですが、基本的には受講料の高いコースになればなるほど質問できる回数も増えていくという認識で大丈夫です。(※ちなみに3級の本科生で20回、1級の本科生で80回です!)
まぁTACに関しては校舎で直接講師に質問出来るという強みがあるので、サポートを重視される方は通信よりも通学のほうが断然イイと言えますね。
全員が日商簿記検定1級合格者の人気プロ講師陣から学べる
TACの講師陣は全員が日商簿記検定1級の合格者で、中には公認会計士や税理士資格保有者もおられる、いわば会計系試験の合格突破方法を身に着けたプロの集団です。
講師の方が自らの受験経験をもとに様々なアドバイスをしてくれます。
TACのホームページで受講生の口コミを見ていると、簿記に限らず他の資格試験でも講師陣の評価がかなり高い印象で、分かりやすいというのはもちろん、非常に親身になってくれ、モチベーションも上げてくれると評判です。
通信講座という観点からはあまり関係のないように思えてしまいますが、スクーリングという制度(試験直前期に教室講義を無料で受講できる制度)もありますので、ここもTACを選ぶうえでポイントのひとつとなるでしょう。
各講座コースの詳細
先ほどのTACの簿記講座の特徴のところでも記載しましたが、TACは受講できる講座の数がかなり多いです。
各級の中で色々とコースが用意されているのはもちろんですが、直前対策や講義パックも充実しているため、自分のスタイルに合ったものが見つかる可能性が高いかと思います。
なお、TACの講座コースの詳細、受講料については当サイトの別記事でまとめておりますので、詳しくはそちらをご確認ください。
TACの簿記講座の資料請求をしてみました!
講座パンフレット到着~中身の物色まで
公式サイトから資料請求して約2日間ほどで資料が到着しました。資料にも力を入れているのか、厚みも分厚めです。
入っているモノ一式です。講座案内のパンフレットや講座日程表などがあり、割引チラシも同梱されていました。
こちらは講座案内パンフレットの中身その①。TACの魅力のひとつである受講生サポートについて詳しく記載されています。
こちらは講座案内パンフレットの中身その②。各コースガイドもついているので、こちらの情報を参考に自分に合った講座が探せますね。
資料請求してみた感想
TACは大手の資格学校というだけあって広告費にも相当な額をつぎ込めるのか、講座パンフレットの内容も非常に充実したものになっていました。講座の特徴解説や各講座コースの詳細など細かな部分まで解説されていましたので、公式サイトよりも詳しい情報が得られたという印象。
封筒に厚みがあったのは、日程表がかなりの分厚さがあったためというオチでしたがw
また、講座パンフレットの中で実際に講座で使用するテキストの特徴などは解説されていましたが、どういうテキストを使用するのかというのは受講生からしたら結構気になる部分ですので、サンプルテキストなんかを一緒に入れておいてくれた方がありがたいのになぁとは思いましたが…。
まぁ、TACの簿記講座を受講しようか検討中の方は、ホームページよりも深い内容を確認できるので、まずは講座パンフレットを取り寄せてみるのをおすすめします。
TACの簿記講座に関する評判・口コミ
実際にTACの簿記講座を受講された方々の評判・口コミを集めてみました。
TACを選んだ理由や勉強方法など、これから試験対策をしていくうえでかなり参考になる情報が多いので必見です!
ざっくりと見ても、カリキュラムや教材、講師の評価にいたるまで、まんべんなく良い口コミが見受けられましたので、大手資格学校らしくバランスよく作り込まれた講座であることがわかります。
ここでは、3級~1級まで各級毎に情報を分けてみましたので、それぞれでチェックしてみて下さいね。
日商簿記1級を受験&合格された方々の評判・口コミ
トレーニング(問題集)には各設問に重要度が明記されていて、理解度チェック欄がついています。それが、間違えた問題を繰り返し解き、弱点を発見・克服するのにとても役立ちました。それまでは実家の小売店の確定申告時に担当の税理士にすべてお任せしていた決算整理を、自分でできるようになり、税理士には最終チェックのみお願いすれば済むようになりました。
日商簿記2級を受験&合格された方々の評判・口コミ
熱心で分かりやすい講師の方の講義はもちろん、簿記2級にとどまらず、1級も踏まえた進行で簿記にさらに強い関心を持ちました。Web通信講座は教室のスケジュールに合わせて学習でき、そのスケジュールをペースメーカーにしていたので、途中で挫折せず進められました。
テキストは一連のつながりがあったので後で復習しやすかったのが良かったです。トレーニング(問題集)は解答用紙をばらして使用でき、また答練は復習用に問題・解答用紙がもう一組ついているのが良かったです。
テキスト・トレーニング・ミニテスト・答練と徐々に理解を深めることができる構成となっています。これが良かったです。徐々に自分の実力がステップアップし、力がついていることが実感できました。
日商簿記3級を受験&合格された方々の評判・口コミ
講義→トレーニング(問題集)による演習→ミニテスト→過去問・答練の一連の中に、INPUTとOUTPUTがバランス良く組み込まれています。無理なく実力をアップさせることができ、初学者に向いていると思いました。知識の習得はもちろん、学習方法などの「勉強の基礎力」を養えた点が、次への資格の勉強に役立てられて良かったです。
試験に対応できるように作成されたテキストの設例や例題が本試験で本当に役立ちました。本試験レベルより少し難易度の高いそれらの問題を繰り返し解くことで良い勉強ができたと思います。
独自アンケートやツイートによる評判・口コミ
当サイトでは、独自にTAC(タック)の簿記講座受講生(合格/不合格問わず)にアンケートを採った内容や、ツイッター上でつぶやかれている内容を収集し別記事でまとめております。
上記のような公式サイトの口コミも参考にはなるのですが、良い口コミばかりでやや信ぴょう性に欠ける部分はあります。
別で用意している記事では良い口コミだけでなく悪い口コミも載せてますし、分かりやすいように以下4つの切り口に分けてまとめてます。
- テキスト・教材に関する評判・口コミ
- 料金(コスパ)に関する評判・口コミ
- 講師に関する評判・口コミ
- サポート体制に関する評判・口コミ
講座を選ぶにあたってリアルな声というのはかなり参考になると思いますので、こちらもぜひご覧下さい!
TACの簿記講座の総合評価
この記事…というかこのサイト自体が簿記のおすすめ“通信講座”をご紹介する事をメインとしておりますので、上記の管理人的評価もあくまで“TACの簿記講座”としての評価としているため、受講料としてはかなり厳しく判定しています。
まぁ率直に何が言いたいかというと、TACで簿記の講座を受講するのであれば、通信講座よりも通学講座の方が魅力的であるということです。
もちろん通学できる範囲に校舎があることが大前提となってしまうわけですが、TACの魅力のひとつである受講生サポートがより手厚く受けられますし、受講料についても通学講座の方が少々高いくらいなので、私的には通学講座がおすすめです。
通学講座の評価となると、受講生サポートの内容なども踏まえるとコスパももう少し良くなるかと思いますが、まぁそれでもまだ受講料は高い印象を受けますが…(^^;
とはいえ、これまでの運営実績では申し分のない大手資格学校だけあってカリキュラムなどについては優秀だと判断していいと思いますので、そのあたりは心配する必要はないでしょう。
- 運営実績のある資格学校で学びたい方
- 受講生からも評判の良いプロ講師陣から学びたい方
- 豊富な講座の種類から選べることに魅力を感じる方
- 受講生サポートを重視されている方
- 通信・通学の両方で探している方(TACなら絶対通学がイイ)
なお、先ほども少し書きましたが、TACの簿記講座の詳細については、公式サイトよりも講座パンフレットの冊子で見たほうが情報が集約されていて分かりやすいので、受講をご検討中の方はぜひ公式サイトから資料請求してみてください!