日建学院は開校して40数年経っている老舗の資格専門学校です。
通信・通学の両方の講座を開講しており、簿記の他にも様々な講座を開設されています。
※学校名に「建」という漢字が入っていることで大体予想がつくかもしれませんが、建築関係の資格が盛りだくさんです!
ここでは、日建学院の特徴や講座コースの詳細、口コミや評判などを解説していきたいと思いますので、簿記講座をお探しの方は参考にしてみて下さい。
日建学院の簿記講座の概要
講座コース |
|
教材内容 |
■テキスト 市販テキスト(2色刷り) ■講義教材 収録型の講義映像(Web通信/個別型通学共通) |
サポート内容 |
|
eラーニング環境 |
あり(講義視聴) |
割引制度 |
なし |
キャッシュバック・返金制度 |
なし |
教育訓練給付制度(指定講座) |
なし |
単科受講・オプション受講 |
Webサポート(ズバリ解説) |
サンプル教材の提供 |
なし |
公式サイト |
日建学院の簿記講座 公式サイト |
日建学院の簿記講座の特徴
自分のライフスタイルに合わせられる受講形態、個別型学習通学が新しい
日建学院の受講形態としては、Web通信と個別型学習通学が用意されておりますが、個別型学習通学というのはあまり聞き慣れない言葉なのではないでしょうか。
この受講形態では、学校に専用の個別ブースが設けられており、そちらでWeb学習をするというスタイルで、忙しくてなかなか決められた時間に学校へ行けない方や、誰にも邪魔されない環境で集中して学習したいという方には非常に魅力的な受講形態となっております。
自分のライフスタイルに合わせて受講したい日時を予約しておけば、あとは通学して個別ブースで黙々と学習をするだけです。
私もよく嫁や猫に仕事の邪魔をされるので(笑)、同じような境遇の方にはオススメです。
市販テキストを使用するが日建学院出版なので講座オリジナルと考えてOK
日建学院の簿記講座で使用するテキストは市販の「ズバリ合格!」シリーズになりますが、このシリーズは日建学院が出版しているため、ほぼ講座オリジナルと考えて良いでしょう。
この「ズバリ合格!」シリーズは、日建学院の講師陣が試験の出題内容を分析して見やすさ、使いやすさにも配慮されて作られており、重要項目もしっかりわかりやすく解説されていますので、講義と合わせることでさらに理解度を深めることができます。
若干、学校の教科書チックな感じもありますが、2色刷りで図表もほど良くあるので見やすいですし、クセが少なくどんな方でも「テキストが自分に合わない!」といったことがなさそうなのも強みです。
蓄積された合格ノウハウを学べる映像講義
日建学院の映像講義は収録型となっており、テキストの画像なども踏まえながら講義が進められていくので、非常に理解しやすいスタイルとなっています。
やはり、こういった講義の流れに合わせて図表などを用いた解説もあることで、理解度や記憶定着度も上がるでしょうし、初心者でも安心して学習できそうです。
こちらもテキスト同様、日建学院の講師陣が長年に渡って分析、試行錯誤を重ねて作られているので、試験攻略法や合格ノウハウもふんだんに盛り込まれています。
日建の学習サイクルはやればやるほど理解が深まる!
日建学院の簿記講座では、以下のような王道学習サイクルを用いて、より理解が深まるように構成されています。
いきなり映像で学習するという流れではなく、あくまでも「テキストで予習する」という前置きがあるので、より不明な点が明確になりやすく苦手分野の認知にも繋がりますし、その後は過去問でアウトプット、苦手分野(過去問で間違えた点)を中心に見直し学習をして抜け目のない知識量に仕上げていくというスタイルです。
義務教育でよく言われた「予習復習は大事!」というのを見事に体系化させている学習サイクルです。
各講座コースの詳細
日建学院の簿記講座は3級と2級にそれぞれ1つずつ講座が開設されています。
上の特徴のところでもお伝えした通り、受講形態はWeb通信と個別型学習通学が用意されており、ご自身のスタイルに合わせてどちらかチョイスすることができます。
どちらも受講料は変わりませんので、受講形態別での金額記載はしておりません。
また、追加オプションで「ズバリ解説」というものがありますが、こちらは問題集に記載の“ズバリ番号”を入力すれば、その問題の解き方までを丁寧に解説した動画が視聴できるというオプションです。
特に簿記初学者の方はオプションとして考えてみても良いかもしれませんね。
日商簿記3級コース
教材内容 |
|
受講料(税込) |
27,500円 |
追加オプション(税込) |
ズバリ解説 +11,000円 |
日商簿記2級コース
教材内容 |
|
受講料(税込) |
66,000円 |
追加オプション(税込) |
ズバリ解説 +11,000円 |
日建学院の簿記講座の資料請求をしてみました!
講座パンフレット到着~中身の物色まで
公式サイトから資料請求して約4日程度で到着しました。厚みもそれほどなく、外見もオーソドックスな感じです。
入っているモノ一式です。講座のパンフレットや申し込み関連の資料が入っており、教材のサンプル類はありません。
こちらは講座案内パンフレットの中身その1。簿記検定とはどういったものなのかを解説してくれています。
こちらは講座案内パンフレットの中身その2。各コースのカリキュラムやテキストなどの詳細も載っています。
資料請求してみた感想
日建学院の資料は、資格講座の講座パンフレットとしては可もなく不可もなくといったオーソドックスな内容ででした。
というか、ホームページに載っている情報がかなり少ないので、詳しく知りたいという方は資料請求は必須だと思います。
あと、合格祝賀会のリポート冊子も入っているのですが、簿記に関しては祝賀会はないので、正直「同封する必要あるか?」と思いましたが、簿記からステップアップして宅建士でも目指そうかという方への訴求の意味もあるのかなと思いました。
サンプル教材はありませんでしたが、テキストに関しては市販されているものなので、書店でチラッと確認しておくとよいでしょう。
日建学院の簿記講座の総合評価
管理人的に日建学院の簿記講座の評価は、そこまで高くないという結論になりました。
というか、日建学院の他の資格講座(特に建築関係)と比べると、簿記にはあまり力を入れていないような気がしてなりません。。
他の資格では合格祝賀会があったり教室通学の講座が用意されていたりするのですが、簿記に関しては合格祝賀会はありませんし、通学といっても個別ブースでのWEB学習ですから実質は通信講座です。
とはいえ、この受講形態が向いているという方もいらっしゃるでしょうし、学校自体の運営実績もありカリキュラムも悪くはないと思いますので、選択肢のひとつとして考えるのはアリではないでしょうか。
- 運営実績の豊富な資格学校をお探しの方
- 個別ブースを利用した通学講座が魅力に感じる方
- 予習復習を徹底したカリキュラムで学びたい方
日建学院の詳しい内容は、公式サイトもしくは講座パンフレット取り寄せで確認できるので、情報収集をされる際はその辺りをご活用下さい。
※資料請求は公式サイトより無料で申込可能です!